盗塁,ダブルプレー,その他

ここまで来れば後は難しくありません。90%くらいは制しています。

盗塁

盗塁の記号は「S」です。7番打者の時盗塁成功なら(A)、3番打者のとき盗塁失敗なら(B)のようになります。

(A)の場合、遊ニ間ヒットで一塁に進み、三番打者のとき盗塁成功です。(B)の場合、サード前内野安打で一塁に進み、三番打者のときワイルドピッチで二塁へ進塁し、四番打者のとき盗塁失敗です。(キャッチャー→サードの送球)カッコ内の番号は、打順を示しています。

(A) (B)

ダブルスチールはそう頻繁にありませんが、覚えておくと便利です。ダブルスチールの記号は「DS」です。

下の図はその一例です。 4〜5打者の記録です。まず4番打者、振り逃げによって進塁。次に5番打者、デットボールによって進塁。これにより4番打者は二塁へ進塁。6番打者のとき、ランナー二人はダブルスチールを企てて成功した。結局は六番打者によって、二人ともホームインした。

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振り逃げは、「K」を逆さまに書いたり、「K’」と書くのが一般的です。野茂選手のことを「ドクターK」というが、Kは三振の略です。「Strike」のKから取っているようです。「それなら「S」にすれば良いじゃん。」と思う方もいるかもしれませんがそうは行きません。「S」は盗塁に使われているからです。

ダブルプレー

ダブルプレーは「DP」、トリプルプレーは「TP」です。 トリプルプレーは滅多に見ないが、ダブルプレーはしょっちゅう見るので、記入の仕方を覚えておきましょう。

ダブルプレーは複雑なのが多いが、簡単な例を理解すれば、あとは臨機応変でどうにかなります。思わぬプレイであったら、自分で記号作ったり、言葉で表す事だってできますから。思わぬプレイなんて、そうそうあるものでないし。

下の図はダブルプレーの例です。まず四番打者が、右中間ヒットによって一塁へ。そのあと五番打者がショートゴロを放って、ショート→セカンド→ファーストの送球でダブルプレーを完成しました。4番打者の欄に「6-4-3」と書き、5番打者の欄には「6-」と書きます。「6-4-3」と書いても良いが、ちょっと面倒くさいです。「6-」と書いても支障はありません。

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ちなみに併殺打では打点はつきません。ダブルプレイの間に得点をゲットしても、打点はつかないのです。

もしナイターをやっていて、ダブルプレーを完成する間際(ランナーを一人アウトにした状態)に停電して、試合が一時中止になったらどうなるでしょう?(このようなゲームのことをサスペンデットゲームと言う)この場合、完成していないプレイは全部帳消しになります。つまりこのダブルプレーは完成していないから、一人目のアウトも無かったことになるんです。

その他のプレイ

野球は複雑なスポーツです。色々なプレーがあります。フィルダーチョイスやインターフェア、オブストラクション、暴投、パスボールなどなど。暴投やパスボールはともかく、それ以外はそんなに起こらないかもしれないが、いざというときのために、記号を覚えておきましょう。滅多に起こらないプレーは、臨機応変に記号を作るのも手です。

暴投WP
パスボールPB
インターフェアIP
オブストラクションOS
ボークBK
フィルダーチョイスFC

例を示します。(A)は二塁手のフィルダーチョイスによって進塁、(B)は7番打者のときワイルドピッチで進塁、(C)はショートのオブストラクション(走塁妨害)によって進塁したことを示しています。

(A) (B) (C)

ボーク、暴投、パスボールは覚えといて損はありません。特に草野球は暴投は良く出るから。

このくらい覚えておけば十分です。思いもしないプレーに遭遇するときもあるが、そんなのは滅多に無いので、臨機応変に記録しましょう。細かいプレーの記号を覚えるなんて大変ですし、使わないのですぐ忘れてしまいます。

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