エンブレムの製作過程(後半)
はじめに
以下のエンブレムは2006年9月1日に完成したものである。

このとき鳴海フットボールクラブの活動は、サッカー重視であったが、段々とフットサルのウェイトが高くなってきた。それに相まって、オリジナルのユニフォームを製作したいとの声が、チーム内で強くなってきた。フットサル大会に参加したとき、『他のチームはユニフォームでまとまっていてうらやましい。』という考えを持つ人が現れたのだ。
そこで2007年3月24日に、ユニフォームの製作がはじまった。それでエンブレムも修正することになった。
ちなみに今回は、一ヶ月もかからなかった。実は俺は、かなりピッチを上げて、エンブレムを修正した。なんとしてでも4月終わりまでには、エンブレムを完成させたかった。なぜならばキャプテンのFREYRさんが、4月30日に結婚パーティーを行うからである。それには間に合わせたかった。(エンブレムは4月13日に完成した。)
欲を言えば、結婚パーティー(4月30日)までに、ユニフォームも完成させたかった。しかしオリジナルユニフォームは、発注してから完成するまで4〜5週間かかるので、それは不可能である考えた。
波をリアルにする&枠を二重線にする
まずはじめに、波をリアルにした。具体的には、『葛飾北斎の浮世絵の波』をベースに製作した。俺は、浮世絵の波の部分を、イラストレーターでトレースした。そしてそれをエンブレムに取り込んだ。またフレームの模様を、二重線にした。その結果、下のようなエンブレムになった。
フレームの形状を変える
俺はフレームの形状の変更を提案した。そのフレームを使って、エンブレムを作った。

CYANさんのフレームの提案
次にCYANさんが以下のようなフレームを提案した。碇がちょっと傾いている。俺は最初これを見たとき、『碇があってごつすぎるし、ちゃんと納まるかな』とちょっと不安であった。

俺はこのフレームでエンブレムを編集した。意外とうまく収まったので、自分でも驚いた。

このあとCYANさんが、『チーム名を略称ではなく、正式名称にしよう』と言った。俺は正式名称をエンブレムに取り込んだ。

俺は正式名称のエンブレムを見たとき、『これではエンブレムの意味がないんじゃないか?なぜならチーム名の文字があまりにも小さいから。』と思った。そのとき、チームメイトの一人が、『正式名称では見にくい』と指摘した。
ユニフォームのデザイン
この辺あたりから、ユニフォームのデザインを考え始めた。これはCYANさんが考えた。緑の縁取りが特徴である。なおパンツとソックスは白にすることとなった。ユニフォームのデザインは、あっという間に決まった。エンブレムのメインカラー(青と緑)は、既に決まっていたから、この状態でユニフォームをデザインすることは、比較的容易であったかもしれない。
完成
下の画像のように、正式名称と略称の中間をとり、細かい修正を経て、エンブレムは完成した。
