男が一人、一生懸命作業をしています。彼は、まじめで地道に努力するタイプです。花が開くまでは、時間がかかります。しかし、可能性は十分にあります。彼が金貨の方向を、向いているのは、自分の可能性を信じている証拠だとは思いますが・・・。
また単純に、 「技術職,芸術関係,下積み生活」とも解釈できます。ペンタクルス７と、つながりがあります。ペンタクルス７は「転換時ですよ。」といった意味でしたね？古いことは足を洗って、新しいことに向かうといった姿が、ペンタクルス８に映し出されています。
では、その未来はどうなるでしょう、実は、ペンタクルス９にその姿が描き出されているのです。
一人の女性が、楽しげに鳥と遊んでいます。そう、このカードは目標達成を示すのです。しかし、このカードをウイッシュカードにしている本を見たことがありません。いや、私自身もこのカードをウイッシュカードにしていません。（ちなみに私の場合、世界、,ペンタクルスエース、カップ１０、をウイッシュカードにしています。）
ペンタクルスですから、物質的な成功を表します。出世、希望の実現、良縁に恵まれる、収入が入るなど、様々な解釈が出来ます。
さて、この女性の老後はどうなるでしょう。それがペンタクルス１０に映し出されているのです。
家族が描かれているようです。とても幸せそうな・・・。安心できるような・・・。そんな感じがします。
会社が倒産しない、大きな財産といった解釈が出来ます。ペンタクルスだから、物質的な安定、特に金銭面の安定が強調されます。
「なんだ、カップ１０と同じようなもんじゃん。」と思う人もいるかもしれません。いいえ、カップ１０は精神的な安定に対してペンタクルス１０は物質的な安定を示しているのです。
金貨を見つめている少年の姿が描き出されています。彼にとっての金貨は、努力の成果です。この金貨（＝お金）に恵まれることが彼の目標かもしれません。そのために、彼はこつこつと頑張っています。勉強かもしれないし、仕事かもしれないし、スポ-ツかもしれません。向上心も人一倍のようです。
所有欲が強く、向上心も強いです。我慢強く、責任感があって心の広い人です。
どっしりとしたナイトが一人います。馬も慎重に行動しているようです。彼はとても辛抱強く、負けず嫌いな性格の持ち主です。マイペースですけど、確実に一歩一歩物事を進めていくタイプ。また彼は、無理な約束や人に合わせることを好みません。
ですから、初めて彼を見たとき、「何あの人、付き合い悪いわね。話しにくいし。」などと思うかもしれません。しかし彼の心は、ずっしりと安定しています。彼の心を深く知れば知るほど、彼に惚れて、本当の優しさに出会うことが出来るのです。
自然に囲まれ、金貨を持っている彼女は、とても豊かな心の持ち主です。女帝のような優しさがこみ上げてきます。彼女は安定な環境を求めています。誰にでも優しく信頼されている存在です。
彼女は、静かな恋愛を求めているようです。ペンタクルスの絵札は、全体的に落ち着きを与えている感がします。
キングが、重々しい感じで金貨を抱えながら座っています。彼は、保守的な性格の持ち主です。バックにある城は彼が築いたものでしょうか？ただ彼は、いろいろなものを築き過ぎて、無気力になっている感じがします。
新しいものを築くには、彼の性格を超えた実行力も必要なのです。いつまでも同じ物にしがみついては、いけないと、カードは告げています。
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