チュール系のルーン文字

■ ティール

戦いの神ティール(チュール、チル)を表しているルーンです。まずはじめにチュールについての話をします。チュールは北欧神話の神の中で、最も勇敢な神とも言われています。(チュールは片腕を犠牲に、フェンリルという凶暴な狼を捕まえる事に成功したのだ。)

彼のエピソードの絶対数は、他の神に比べて少ないです。しかし彼は最高神のひとりとして崇拝の対象になっていたそうです。英語の火曜日tuesdayはこのチュールから来ているのです。結構穏やかそうな神ですが、いざとなるとものすごく闘志を燃やす神です。闘志に関しては、トールを凌ぐと思います。

イギリスで古代の剣が出土されました。6世紀くらいの剣だと言われています。その剣には、と言う文字が刻まれていました。護符(アミュレット)として、刻まれていたようです。流れ:「剣は戦いに使う ⇒ 戦いの神チュール ⇒ チュールに深く関与するルーンは ⇒ お守りとして剣にが刻まれた。」

またチュールはギリシャ語のゼウス(ローマではユピテル)と同族語であり、元来は神聖を表す言葉でもありました。(ゼウスはギリシャ神話での最高神。ものすごく嫉妬深い女神ヘラを妻にしていた。ゼウスは、ものすごくアバンチュールを楽しむのが好きなようだ。ばんばん女神やニンフ(妖精)、人間を口説きまくって・・・。ヘラはそれを追っかけまくって・・・)

このルーンが出ると、このチュールの性格のように勇気があふれていると読めます。また、普段はおとなしいように見えますが、少し環境が変わったり、大事態,大きなイベントになると闘志を燃やすタイプです。普段怒らないタイプだが、一度切れるとこわいです。まっすぐで正義感が強い面もあります。それが故に、衝突する事も少なくありません。このルーンが出たら「勇気をもってチャレンジすべき。」と暗示していています。

■ ベオーク

カバの木を表すルーンです。シラカバをイメージすれば分かりやすいでしょう。(シラカバはカバのなかま。)カバの木は、北欧(ヨーロッパ)では母性を表すものとされています。性格的にはおだやかで、やさしい。母親的な要素が強いです。生き物を育てたり、人を育むの得意です。

このルーンが出ると、事がおだやかに障害無く進むことを暗示しています。結婚とかもスムーズに進むでしょう。恋愛とかに限らず、勉強や仕事もスムーズにこなせるでしょう。周りのルーンが悪いと、それは一時的なものであるとかおだやかに進むまでには時間がかかるという事が読み取れます。

このルーンはタロットの女帝と意味がとても似ています。逆位置になると、過保護やおせっかいという意味になります。過保護は子供の自立心を損なう事があるのです。

正位置ではスムーズに事が進みますが、逆位置になると足踏み状態になる恐れがあります。原因は周りのルーンを見て判断するしかありません。もし周りのルーンが良いと、その障害は比較的小さいもの、一時的なものと読めます。

■ エオー

馬を表すルーンです。このルーンが出ると活動力があると読めます。馬は太陽の聖獣と言われています、北欧では。チャレンジ精神があり、好奇心も旺盛です。またこのルーンは友情という意味もあります。馬は古くから人間の友となった動物です。人間の足を助ける、大切なパートナーです。

悪い面として、無鉄砲であったり,してこのルーンが出ると、事がおだやかに障害無く進むことを暗示しています。結婚とかもスムーズに進むでしょう。恋愛とかに限らず、勉強や仕事もスムーズにこなせるでしょう。周りのルーンが悪いと、それは一時的なものであるとかおだやかに進むまでには時間がかかるという事が読み取れます。

さて逆位置はどうなるでしょう。このルーンはタロットの女帝と意味がとても似ています。育むが行き過ぎるとどうなるでしょう、過保護とかおせっかいとかになってしまいます。過保護は子供の自立心を損なう事があるのです。

こんな解釈もあります。正位置ではスムーズに事が進みましたが、逆位置になると足踏み状態になっていることを暗示しているルーンでもあるのです。原因は周りのルーンを見て判断するしかありません。もし周りのルーンが良いと、その障害は比較的小さいもの、一時的なものと読めます。

■ マン

人間を表すルーンです。英語のmanとも語源的なつながりがあるといわれています。このルーンはチームワークを表すようです。一人では中々うまくいかないことも、複数集まれば物事が楽に行くことだってあるのです。それが裏目に出たり、悪い方向で団結するってこともあります。(これが逆位置の意味になる)例えば非協力的、馬が合わない、集団リンチなど。

人は一人だけでは生きて行けません。間接的であれ、直接的であれ、多くの人に支えられながら生きています。古代北欧では、気候が厳しいせいか、団結して生きていく必要性がありました。(協力性とか)このルーンは、北欧の人の生活そのものを象徴しているかもしれません。

人間を表すルーンから、社交性が高いと言う意味もあります。逆位置だと、おせっかい、情に流されやすい、一匹狼と言う意味になります。何か大きな問題があったときに、このルーンが出ると、この問題は多くの人が絡んでるとも解釈できます。タロットで言えば、コートカード(人物カード)がたくさん出ている状態にあたります。

■ ラーグ

ラグーンとも呼びますが、ラーグのほうがメジャーです。水という意味のルーンです話をもとにもどします。このルーンは水を表すのですが、水は感情やイマジネーションを表すことがあります。火に比べたら、デリケートで物静かってイメージがあります。タロットでもカップ(聖杯)がそのことを表しています。カップのコートカード(人物カード)が出ると、どちらかといえば、おとなしいタイプ(精神的のファクターが強い)ってことが多いです。火のように、あまり表に出さないタイプです。

ラーグは、ロマンチック,想像力,優しさをあらわします。結婚や恋愛でこのルーンが出たら、ロマンチックな関係になりそうです。また相手がとても優しい人だっと言う解釈もできます。感情を表すことから、頭を使うよりも感覚で物事を進めるのが得意なようです。職業はなんと行っても、芸術家、歌手、デザインなどのように、想像力や感性を生かせるものが向いています。(こう考えるとタロットの女帝を連想する。)

逆位置の場合、ずるい人,姑息な人,陰湿な人など。カップの逆位置に当てはまります。気分に流されて失敗したり、夢見っぽくなることもあります。冷静になることも、時には重要なのです。

■ イング

豊饒の神イング(フレイ)を表すルーンです。このルーンは、面白そうなこと、新鮮なこと、を常に求め続けるタイプの人を表すことが多いです。何か新しいものは無いかなと常に見まわしています。好奇心が強くて、人と同じことをするのを好みません。

恋愛運は良いほうです。(∵豊饒の神フレイのルーン)しかし場合によっては、結婚運は良いとはいえません。なぜなら、フレイはいろいろな女性と付き合っている神なので、安定したつきあいは難しいからです。(それゆえに、交際は非常にいい。しかし偏愛は苦手とする。どちらかといえば、一人の人にとことん愛するより、たくさんの人と付き合うのが得意と読める。

比較的早く、恋が実るというメリットはあります。(仕事、勉強でも同様)しかし、油断をしているとすぐに不安定な状態になります。このルーンは、結構読みにくいともいえます。恋愛は良いけど、結婚の場合良いとはいえないこともあります。周りのルーンで判断するしかありませんね。

仕事、勉強の場合、かなりいい意味を持ちます。好奇心や向学心が強いので、成功することが多いようです。(学校の場合、テストや論文。仕事の場合、昇進とか)チャレンジ精神が旺盛です。

■ オセル

故郷を表すルーンです。このルーンは伝統を表す文字とされました。そのため、非常に保守的なタイプの人です。このルーンが出たら、先祖や伝統の力が強く働いているようです。伝統は心が安らぐこともありますが、同時に自分を強く縛っている束縛としても作用します。それが故に、非常に自制心が強いとも読めます。慎重に行動をするタイプです。正義感が強いという面もあります。ただし、冷静過ぎる面もあることも否めません。

正位置の場合、しきたりや伝統がいい意味として現れることが多いです。しかし逆位置の場合、その伝統やしきたりが裏目に出ることが多いです。(正位置でも周りのルーンによって、悪い意味になることもある。もっとも、どのルーンでもいえる事なんですけど。)

例えば、マンネリ化,頑固,堅苦しい,新しいものに入り込めないとかです。悪く言えば、固執過ぎる性格で、変化に対応できません。(例、「最近の若いものは・・・」「美しい日本語を守っていきましょう。」)また形式的で、表面ばかりで判断してしまう面もあります。

他の解釈として、このルーンが占いで出ると過去のことが重要なポイントになるとも読めます。過去のところに、このルーンが出たらなおさらです。家族や結婚を占うときに、このルーンの逆位置が出ると(場合によっては正位置でも)、遺産相続や両親の反対(結婚、交際など)、亭主関白過ぎるなど、頑固な人がいて、そこからトラブルが起こると解釈できます。

■ ダエグ

1日を表すルーンです。逆位置は存在しません。夜になり、そして昼になるといったサイクルは、ある物事の始まりと終わりを表しています。(この考えを輪廻思想(りんねしそう)という)タロットでいえば「運命の輪」と意味が非常に似ています。「世界」や「愚者」とも共通する部分があります。「死神」のように、物事の変遷といった意味もあります。

このルーンが出たら、物事の一つが終わり(又は始まり)、次の展開に移ることを示します。参考の為に「タロット占術」の「運命の輪」の解説を抜き出すと、下のようになります。

「頂点に達したときは、下降線に進むしかないので、いつまでも甘い汁を吸ってはいけないと言うことを告げています。逆に、ピンチな状態でも、這い上がれるチャンスがやってくるとも言えます。人生の波を物語っているようです。いい意味か悪い意味かは、周りのルーンによって判断します。

解釈するのが、ブランクルーンと同じ位難しいルーンです。いい意味としては、最初はそんなに目立たないが後々成功する,少しづつなんだけど恋愛が実る(成績が良くなる),着実な進歩,逆境が順境になるなど。悪い意味として、足踏み状態,悪い方向へ物事が行く,逆転されてしまう,空回りなど。

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