蘇芳はインドやマレー半島など熱帯地方が原産の マメ科の植物で、幹の芯に赤い色素があり、赤く染まる 染料になる。
標準の色としては濃い赤紫で、灰汁媒染によってこの色が得ら れる。ミョウバン媒染では赤色になり、これによって得られる色は 赤蘇芳と呼ぶ。