配色テクニック2

ドミナント・カラー配色

色相が同じで、トーンが違う配色をドミナント・カラー配色と言います。 ドミナントは「支配する」と言う意味です。色で支配するとも言えます。 まとまりのあるイメージを与えます。

ドミナント・トーン

トーンが同じで、色相が違う配色をドミナント・トーン配色と言います。 トーンを共通させることによって、多色配色にイメージの共通性を 持たせることが出来ます。

多色配色は、色相の組み合わせの選定が難しく、下手すると 乱雑なイメージを与えることがあります。グラデーションにした りするなど、規則性を持たせると配色しやすいです。

トーン・オン・トーン

トーン・オン・トーンは、色相が同じで明度差を大きく取った 配色です。ドミナント・カラー配色の一種です。同系色の濃淡 配色とも言います。

ドミナント・カラー配色と同様、ファッションやインテリアで 非常に使いやすい配色である反面、この配色単独では、平板的で つまらないデメリットもあります。アクセントやセパレーションで、 変化を加えると効果的です。


トーン・イン・トーン

トーン・イン・トーンは、トーンが同じで、色相を変化させた 配色です。ドミナント・トーン配色と同様、 色相が自由に選べる分にぎやかな配色になります。


トーナル配色

中彩度で中明度の中間色であるダルトーンを主軸に用いた配色を トーナル配色と言います。ソフトトーン、ライトグレイッシュトーン、 グレイッシュトーンを用いたりもします。全体的に地味で、静かな イメージの配色になります。和風をイメージにした配色にはもってこ いです。


カマイユ配色

18世紀にヨーロッパを中心に流行った「単色画法」をカマイユ と言います。単色画とは、同じ色の明暗だけで描いた絵のことを 指します。

色相差もトーン差も非常に小さい配色をカマイユ配色と 言います。ぼやけていて、あいまいなイメージを与える 配色です。

フォ・カマイユ配色

「フォ」とはフランス語で「嘘、まがい」を意味します。 カマイユ配色より色相差やトーン差が少し大きい 配色を、フォ・カマイユ配色と言います。両者の厳密な 区別はありません。どこを境界にカマイユにするか フォカマイユにするかは、その人次第です。

ビコロール配色

「ビ」は2、「コロール」は色を意味します。ビコロール 配色とは、コントラストのあるメリハリの利いた二色 配色を指します。「バイカラー」と呼ぶこともあります。 日本の国旗がビコロールの好例です。

トリコロール配色

「トリ」は3、「コロール」は色を意味します。トリコロール 配色とは、コントラストのある明快な三色配色をいいます。 フランスの国旗やイタリアの国旗がトリコロールの好例です。


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