メーキャップの配色テクニック

メーキャップは、「人の顔に配色を施す行為」といっても過言ではありません。 ベース、チーク、口紅、アイカラー、ネールエナメル、色と関わっていないと 言ったら嘘になります。

メーキャップの配色の特徴は、肌に色をのせることです。なので、肌色に 注意して、色を選ぶことが重要です。ファンデーションは、肌色を補正する メークですが、これらのメークはベースメークと呼ばれています。つまり肌が 基本なのです。ここまで来た方なら、「日本人は肌の色はみんな同じ」と いう考えは、言語道断であることは分かっていると思います。

人によって肌の色が違いますが、特に注意したいことは、同一人物でも、 部位によって肌の色が違うことです。例えば手の甲は、他の部位に比べて、明度が 小さいです。そのため、ファンデーションを確認するときは、手の甲で確認しては いけません。頬で確認するのがベストです。

また考慮する事項は、肌色だけではありません。その人の髪の色や目の色,顔立ち, 服飾の色やスタイル、さらに仕上がり後のイメージも考えてメークの色や テクニックを選定する必要があります。また外出先の状況を把握する必要もあります。 例えば照明やTPOです。

■ 配色について

配色にあたって重要なポイントは「類似」と「変化」のバランスです。 「類似」の配色ばかりで固めてしまうと、まとまりはあるが、つまらないイメージなってしまいます。 逆に「変化」ばかりであると、今度は賑やかになるが、まとまりに欠けてしまい、印象が 薄くなってしまいます。場合によっては、「類似」に重きを置いたり、「変化」に重きを 置くこと(例:アイドル歌手の衣装)もありますが、たいていの場合は「類似」と 「変化」のバランスが重要である場面の方が多いです。

例えばマルチカラー配色のトップスがある場合、ボトムスの色は、トップスの色 の一色と同じ色が良いです。つまりトップスの色の一部を、ボトムスに流すのです。 こうすることによって、トップスとボトムスに類似の要素ができ、変化がある中にも まとまり感を出すことができます。

■ 色相を中心に考える配色

同系色:なじみやすく、まとまりのあるイメージ

反対色:明快ではっきりしたイメージ

モノトーンと組みあわせる:スッキリしたイメージ

■ トーンを中心に考える配色

類似トーンの組み合わせ:穏やかに見える。

対象トーンの組み合わせ:くっきりと見える。

■ ベースを考えた配色

イエローベースの配色:暖かいイメージがある。ウォーム系。

ブルーベースの配色:涼しいイメージがある。クール系。

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