衣:ファッションカラー

ファッションにおいて、色や形は非常に重要な要素のひとつです。衣服に関する悩みは決して少なくありません。たとえば【体型に関する悩み】があります。しかしそれは衣服の色や形状をうまく生かせばカバーできることが多いです。ここでは、体型の悩みを列挙して、その悩みに対して、どのような対策を施したらいいか、またどのような衣服はNGであるかを紹介します。

体型の悩み相談室

人は体型に悩みを持つことが多いです。例えば俺の場合は、体重が高いです。(身長176体重86ある。)しかし衣服のディテールやシルエットなどによって、体型の欠点をある程度カバーできます。(コンプレックスな部分を隠蔽することができるともいえる。)また補佐的であるが、色や素材や柄によっても、体型の悩みをカバーできることもあります。

しかしこれらのカバー方法は絶対的なものではありません。なぜならファッションは、形や色だけで語れるほど、単純なものではないからです。(もちろん色や形は、ファッションにおいて重要な要素である)その人の持っている雰囲気、 性格、人柄なども重要ですし、また身長や顔型,ヘアスタイル,メイク,ネイルなども、衣服のコーディネートと密接に関わっているので、総合的なバランスの良さが大切です。

しかしそのような相対主義を唱えるだけでは、何一つかけなくなります。ここでは極めて頻繁に登場する悩みを列挙して、推奨するファッションとNGファッションを、衣服の色と形の視点で紹介します。

また【体型の悩み】を解決する場合、色よりも形(シルエットやディテールなど)の方が重要です。意外と色が登場する場面は少ないです。たとえば『足が太い人』は、ボトムスに暗い色を使えば解決するが(暗い色は収縮色であるから)、暗い色が似合わない人も結構いるので、最善の方法とは言い切れません。むしろ長くてゆとりのあるボトムスを穿いたほうが簡単に解決します。逆に避けたいのは、ハーフパンツです。

『背を高く見せたい』と『やせている様に見せたい』

まずは最もニーズが高いと思われる「背を高く見せたい」と「やせている様に見せたい」の対策ポイントを紹介します。要するに縦のラインを強調させ、横のラインを強調させないように、心がければいいです。

○ 背を高くみせる方法

  1. vネック : 縦のラインを強調。
  2. ボトムスと靴と靴下の色は、同じ色や類似色が良い。
  3. フレアパンツのように足を長く見せるアイテムも効果がある。
  4. 足が短い場合は、上にアクセントを置き、下にアクセントは置かないこと。
  5. ロールアップは背を低く見せるので注意!!
  6. 大柄の模様が入っているトップスは背を低く見せるので注意。

○ 着やせする方法

  1. vネック : 縦のラインを強調。
  2. 暗い色を引き締めたい部分に使うと効果的。
  3. ボーダーは横ラインより縦ラインの方が良い。
  4. サイズにゆとりのあるものが良い。
  5. 気になる部分にアクセントは置かないように。

1.首が短い

○首を長く見せるには、縦のラインを強調するようにすればいい。 テーラードネックやvネック、uネックなどがオススメ。襟ぐりが広く開 いている開襟もgood。

×襟ぐりの詰まったものはやめた方が良い。例えばタートルネックや ボウカラー、ハイネックは首を強調してしまう。

2.なで肩

○着物や浴衣など和服が非常に良く似合う。これほど最強の体型は ない。肩パットなど肩を強調させたデザインが向いている。 ネックはvネックやボートネックが良い。

×タンクトップはなで肩を強調させてしまう。ラグランスリープや タートルネックは、絶対にやめよう。なおタートルネックは肩や首を強調 させる性質があるので、肩や首にコンプレックスを持っている人は 避けたほうが良いデザイン。たとえ流行してもだ。

3.いかり肩

○男っぽいマニッシュなデザインのものがいかり肩には向いている。 いかり肩を隠すなら、襟ぐりの広いものが良い。ラグラン スリーブやドルマンスリーブなどがオススメ。

×タートルネックは絶対にやめよう。肩を露出するタンクトップや ホルターネックもいかり肩を強調させてしまう。

4.腕が太い

○長袖やゆとりのある袖の服を着れば一気に解決する。短い袖にしたい場合は、 袖のラインは肘の下にする。

×腕にフィットするデザインはやめた方が良い。また腕の太い部分を 露出させるのもやめよう。

5.ナイン

○これには色々な対処法がある。胸パットをつけたり、ブラジャー を調整したりなど。服なら胸に飾りのあるデザインが良い。 (例:ボウ、フリルなど)

×襟ぐりが大きいデザインは、胸を強調してしまう。 また胸をフィットするような服も避けたほうがいいであろう。

6.ボイン

○胸元に飾りがないデザインのトップスが良い。 また胸にゆとりのある服を使うのも手。

×胸元にフリルなど飾りがあるものは胸を強調させてしまう。 胸をフィットするようなデザインも良くは無い。またタートルネック やパフスリーブもやめた方が良い。上半身に飾りの要素が強いアイテムは、 避けたほうがいいとも言える。

7.腹が太い

○ウエストラインを隠すようにする。ゆとりのあるシルエットの 服を選ぶと良い。(プリンセスラインやルーズフィット、ルーミーライン など)丈の長めのジャケットを使うと腹のラインが隠せる。 ベルトをするときは、あまり太くないものを使う。ハイウエストや ローウェストにアクセントを置くのもひとつの手。またちょっとウェス トを絞ったボトムスは、「ちょっとやせなきゃ」 と暗示させ効果がある。ただしやりすぎには注意。

×短い丈のジャケットはウエストの存在を目立たせてしまう。 腹にアクセントを置くのも良くない。

8.下腹が出ている

○ウエストラインを隠すようにする。ゆとりのあるシルエットの 服を選ぶと良い。(プリンセスラインやルーズフィット、ルーミーライン など)丈の長めのジャケットを使うと腹のラインが隠せる。 ベルトをするときは、あまり太くないものを使う。ハイウエストや ローウェストにアクセントを置くのもひとつの手。色は暗い色の方が、 収縮効果あるので、やせて見える。また少しウェス トを絞ったボトムスは、「やせないといけないわ!」 と暗示させ効果がある。ただしやりすぎには注意。

×短い丈のジャケットはウエストを目立たせてしまう。 腹にアクセントを置くのも良くない。

9.ヒップが大きい

○ゆとりのあるボトムスを選ぶのが簡単な方法。ただしヒップ部分のサイズが 大きすぎるものは、ヒップを強調させるので、やめた方が良い。 トップスに明るい色、ボトムスに暗い色をコーディネートするのも、 効果がある。ここでトップスにアクセントを置くとなおさら良い。 上半身を強調させ、下半身を強調させない姿勢でいれば良いのだ。 この方法は「洋ナシ形」や「ズンドウ型」で悩んでいる人にも共通している。

×ヒップ周りがフィットするボトムスは絶対に選ばないこと。 またヒップライン上に飾りのあるポケットが付いているアイテムも要注意。

10.足が太い

○長めのスカートやパンツで簡単に解決できる。このとき 暗い色を使うと足を細く見せることができる。パンツは少しゆとりの あるデザインが良い。

×短い丈のスカートやハーフパンツはやめた方が良い。 ストッキングやタイツも目立つ色はやめた方が良い。

11.足が短い

○ 人の視線を上に向けるのもひとつの手であるが、色の使い方も かなりのポイントになる。ボトムスとブーツの色を同系色や類似色に コーディネートすることによって、ボトムを一体化させると背が高く見える。 (ビジネスファッションで、靴下とスーツと靴の色を同じ色や類似色にした方が いいのは、これが理由である。)またジャケットは短めの方が良い。

×絶対にやめた方がいいのは、ロールアップ(すその折り返し)すること。 長さを分断させるからだ。またボトムスに派手な柄もやめた方が良い。 タイツやハイソックスなども、目立つものは避けよう。長さを分断させたり、 ボトムスを強調させる行為は避けたほうが良いといえる。

12.ももが太い、ふくらはぎが太い

○ これはボトムスに暗い色をもって行けば、かなりカバーできる。もちろん長い丈のパンツがオススメであるが、スカートはロングスカートが良い。Aラインのドレスもオススメ。

×ももやふくらはぎをフィットするもの、スリムパンツやショートパンツは 避けよう。yラインは下半身を強調させるのでやめよう。

13.背が低く太っている

「暗い色で引き締めれば・・」と思うかもしれないが、このタイプは 親しみやすくキュートなイメージがある場合が良く、暗い色を使うことが いいとは限らない。むしろ明るい色やきれいめの色を使ったほうが似合うことが 多い。山田花子を見れば分かりやすいであろう。

○シルエットはゆとりのあるものを使うといい。

×極端に大柄なトップスは背の低さを強調させるので 注意。

14.背が低くやせている

このタイプは明るい色を使って、ふっくらみせると良いであろう。 少しでも背を高く見せるようにしよう。(「11.足が短い」参照)

○少しゆとりのあるシルエット。柄は小さ目がいい。

×極端に大柄なトップスはやめよう。またゆとりの大きすぎる ものは背が低く見えるので注意。(b系ファッションがイメージしやすい)

15.背が高く太っている

このタイプはボリュームがあるので、装飾過多にならないように すると良い。背が高いので、パンツスタイルはかなり似合う。またや せて見えるように暗いトーンの色で締めるのも手であるが、似合わない 人にとっては有効とはいえない場合もあるので注意。色がダメなら、シル エットやラインでカバーする手もある。

○フィットするものより、ゆとりのあるものが良い。飾りは シンプルなものが良い。

×体型がフィットするものは避けたほうが良い。プリティーな イメージのものも向いていない。

16.背が高くやせている

背が高くてやせているとプリティーなイメージは薄く、マニッシュ、シャープ、都会的なイメージが似合うことが多い。

○パンツスタイルは最高に良い。柄は大柄の方が良い。ロールアップスタイルも、背を低く見せるので悪くない。逆に言うとロールアップは、この体型が最も使いやすいであろう。

×背の高さを強調させないようにする。ハイウエストのシルエットは避けたほうがいいであろう。プリティーなイメージのものも向いていない。

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