序.1級2次の心構え

ここでは1級2次の対策について講習します。1級は3級の知識と2級の知識 が必要です。ここに書いてあることはその復習ですが、意外と忘れている点 もあるので、しっかり確認しましょう。

しかし3級や2級と同じ感覚で覚えてはいけません。3級や2級はマークシートの問題が 主流であるため、なんとなくフィーリングでも、しのげた人も多かったはずです。 しかし1級2次は違います。マークシートの問題でないため、真の実力が問われるのです。

それでは何をすればいいのでしょうか?

まず重要なのはPCCSを徹底的に覚えることです。なぜならカラーカードがPCCSに 基づいているからです。色相環の色相、各色の明度&彩度の値は絶対に暗記しましょう、 絶対です!!なぜならこれを覚えていないと絶対に解けない問題がほとんどであるからです。

そしてPCCSでは「暖色系、寒色系、中性色系」「心理四原色」「三原色」も PCCS記号でちゃんと定義されています。「心理四原色はv2,v8,v12,v18」とすぐに いえるようにしましょう。

次に配色用語、配色用語の定義は重要です。それもちゃんと覚えるのです。 フィーリングだけで見てはいけません。トーンオントーンは「明度差をとった同系色の配色」 ではなく、「明度差をとった同一〜類似色相配色。ただし色相差は3以内ならOK。」 と覚えます。

配色用語とPCCSが1級2次の二本柱といっても過言ではありません。 他に覚えることとして、様々な表色系で表示された色をPCCSカードで置き換える 問題(とくにマンセルが重要)、慣用色名などがあります。

■試験であることを忘れるな!:超重要

1級2次はテストです。採点はアルバイトが行っているようです。(受験者が昔に 比べて多くなったから)したがって、問題は、客観テストみたいな問題しか出せな いことが分かります。なぜなら論述式問題の採点は、アルバイトなんかにできない からです。かなりの色彩の知識が必要になります。そのため解答の数が限定される 問題が主流になります。これなら採点者がアルバイトでも可能です。

このことを考えると、絶対に出ない問題や出しにくい問題が、おぼろげで すが分かります。あいまいさが残る問題は、まず出ません。

俺が検定を受けるとき、「記述式問題が出る。」と言ううわさがありました。 しかし色彩検定が試験であり、受験者が多いことを考えると、そんなことはめ ったに無いことが分かります。俺は勉強せずに、ひたすら配色の演習をしました。 案の定記述式問題は出なくて、出たのが「○×式CIEカルトクイズ」でした。 受験者が多くなると(大衆化すると)、記述式問題は出しにくくなることは 覚えておいても損はありません。逆に出しやすい問題は、選択問題や解答数が少ない問題、 穴埋め問題です。

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