黒のカード

8のエリア「共同墓地」もしくは 4,5のエリア「時空の扉」に止まったときに引けるカード。引いた後、即座に全員に見せる。黒のカードは、全部で16枚(使い捨て10枚、装備6枚)あり、主に攻撃の効果がある。しかしダイナマイトや呪いの人形のように、一歩間違えると自爆する可能性を持っているカードもあるので、残りHPが低い場合は注意が必要である。

■ 装備カード

[普通の武器]
攻撃力が1アップする。

 全部で三枚あり、それぞれ名前が違うけど効果はまったく同じである。攻撃力が1アップすることは、このゲームにおいて非常に大きいことである。どのキャラクターが持っても、相性は悪くないので、装備品を奪うのに迷ったら、この武器を奪うのもひとつの手である。ちなみにこのゲームにおいて、0ダメージとミスは意味がぜんぜん違う。もし攻撃ミスをすると(ダイスの目がゾロ目であると)、たとえ武器を装備していたとしても、その武器の効果を適用することはできない。武器というのは、相手に命中してはじめて効果が出るのだ。

[妖刀マサムネ]
攻撃が4面ダイスになる。攻撃する相手がいれば、絶対に攻撃しないといけない。

 攻撃が4面ダイスになるということは、ノーダメージがなくなることを意味して、ダメージが1〜4になる。 通常攻撃よりもダメージの期待値は高いし、分散も小さい。これは確実にダメージを与えたいときは重宝する。 その反面、相手が味方であると分かっていても、絶対に攻撃しないといけないから注意が必要である。この武器はシャドウと相性がいい。シャドウはハンターと違って、ニュートラルを攻撃してもいい局面が多く、攻撃しても良い対象が、ハンターよりも相対的に増加するからである。またヴァンパイアの吸血を使うときも、この武器があれば、確実にヴァンパイアのHPを回復させることができる。狼男の反撃もこの武器によって恐ろしいものになるであろう。またこの武器は、『絶対攻撃しないといけないから。』と言いながら、こっそりターゲットを攻撃するにも非常に有効な武器である。「タテマエ:あっごめん偶然なんだよ。ホンネ:ふっふっふ、あいつを攻撃したいぜ。」

[機関銃]
攻撃対象が全員になる。

 自分のレンジ内にいる人を、敵味方問わず、無差別に全員攻撃する武器である。かなり恐ろしい武器であり、使いどころが難しい。この武器と相性がいいのでは、ずばりチャールズであろう。チャールズは死人をたくさん出してほしいからである。これとマサムネや拳銃が組み合わせると、凶悪な武器に変身するのは言うまでもない。

[拳銃] 
あなたは、自分のいるレンジ以外の人を攻撃する。(自分のいるレンジ内にいる人は攻撃できない。)

 拳銃は攻撃対象が自分のいるレンジ外になるので、攻撃できる対象が増える。神秘のコンパスや 映魅のテレポートなどを組み合わせると、攻撃したい相手を選びやすくなり(選択性が増加し)、 非常に便利な武器になる。逆に自分が攻撃したい相手と同じレンジに入ったとき、黒のカードで拳 銃を引いてしまい、攻撃できなくなってしまうこともある。


■ 使い捨てカード

[吸血コウモリ]
誰か一人に2ダメージを与えた後、自分のHPが1回復する。

 このアイテムは、自殺したいダニエルを除けば、どのキャラクターでもうれしいアイテムである。 3枚もあるので、このカードを引く確率は非常に高い。(単純計算で3/16)HP回復のために、 コウモリを狙うのも作戦のひとつである。どうでもいいけど、ヴァンパイアが、コウモリにやられる姿は ちょっと情けない。

[血に飢えた大蜘蛛]
誰か1人に2ダメージ与えた後、自分も2ダメージを受けなければならない。

このアイテムは自滅することが多い。一番うれしいキャラクターは、真っ先に自殺したいダニエルであるう。このアイテムで注意したいことは、ダメージの順番である。まず相手が2ダメージを受けて、そのあとに自分が2ダメージを食らう。このことによって、勝利対象が変わることもあるので、気をつけたい。たとえば、ハンター1人とシャドウ1人が生き残っている状況で、めいめいのHPが1であるとしよう。もしハンターがこのカードを引いてしまったら、ハンター側の勝ちとなってしまう。『ハンターも自滅するのだから、シャドウも勝ちではないか。』といった抗議は通用しない。シャドウが死んだ瞬間、シャドウ側が全滅したので(ハンターの勝利条件を満たすので)、ハンターの勝ちとなるからである。ダニエルがこのカードを引いた場合、「自分も死ぬことが確定しているから」という理由で、ダメージの多い相手を、蜘蛛の対象にしてはならない。無難な相手(ダメージが小さい相手など)を、ターゲットにしよう。

○ 吸血コウモリと血に飢えた大蜘蛛の比較

なぜコウモリは自分のHPが回復して、蜘蛛はダメージを受けるのか?ふと思ったので、ここで考えてみる。まずコウモリや蜘蛛は、そのキャラクターの分身であると仮定する。コウモリの場合、相手の血を吸って、その血は自分の食べ物になるから、HPが回復するのであろう。これは分かる。ではなぜ蜘蛛の場合、自分はダメージを受けるのか?「血に飢えた大蜘蛛」という名前のアイテムだから、蜘蛛は血が欲しいことだけは間違いない。しかし蜘蛛は、血に飢えていたので、相手に飛び掛ったとき、血をいっぱい吸いすぎて、それがダメージになったのであろう。食べ過ぎると腹を壊してしまうのは人間も同じである。飢えていた反動が大きかった。

[気まぐれな小悪魔]
他の人のアイテムを1つ奪う。

二枚あるカード。他の人のアイテムをひとつ奪わなければなりません。『MAY』ではなく、『MUST』で あることに注意。どんなアイテムを奪ったかによって、自分の正体が相手に読まれることもあるので、奪うアイテムの選択には気をつけよう。無難なのは、普通の武器や神秘のコンパス。マサムネや拳銃であったら、チャールズやシャドウ側の可能性が強い。聖者のローブを奪ったら、その人はダニエルやヴァンパイアや狼男ではない。幸せのブローチや魔よけのお守りのような、比較的地味な効果のアイテムは、ボブにとってはねらい目。

[ダイナマイト]
ダイスを二つ振って、合計値のエリアの人全員に、3ダメージを与える。合計値が7の場合は不発。

状況しだいでは、戦局を大きく変えるカードである。もちろん自爆の可能性もある危険なアイテム。死人を増やしたいチャールズにとってはとってもありがたいカード。(自分がダメージを受けなければなおよし。)戦闘を長引かせたいボブにとっては不発が一番うれしいであろう。

[呪いの人形]
誰か一人を選んで、6面ダイスで1〜4なら相手に3ダメージ、5〜6なら自分に3ダメージ。

使いどころが難しいアイテム。三分の二の確率で相手に、三分の一の確率で自分に3ダメージをあたえるので、相手にダメージを与えることのほうが多いが、自分が食らうと怖い。序盤にこのカードを引いたら、誰をターゲットにするの悩むであろう。(分からなかったらダイスで決める手もある。)これで自滅したらかなり悲しい。

[バナナの皮]
自分の持っている装備品をひとつ、相手に渡さなければならない。装備品を持っていない場合、1ダメージを受ける

一見マイナスアイテムに見えるが、そんなことはない場合も多々ある。たとえば自分にとって都合の悪い装備品を相手に押し付けるといった戦法がある。(例]聖者のローブをヴァンパイアや狼男に押し付けるなど。)あと味方にアイテムを渡すといった手もある。他にもアリーがボブにアイテムを渡して、ボブを勝たせて、自分も勝つといった手もある。考えればいろいろな戦法が思いつく。

[戦慄の闇儀式]
シャドウであれば全回復できる。ただし自分の正体を公開しなければならない。

シャドウにとっては非常に重要な回復アイテムである。特に狼男やヴァンパイアが、このアイテムを引くと、ゲームの形勢が大きく変わってしまう。(反撃の恐ろしさがアップするなど。)逆転性が強いアイテムであり、その程度はハンターの光臨よりも大きい。黒カードは、自爆系カードも少なくない。闇儀式や吸血コウモリで、HP回復を狙うときは注意が必要である。闇儀式を狙っていたのに、大蜘蛛やダイナマイトを引いて、自滅といった悲劇も。

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