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ダニエル

■ プロフィール

ダニエル（Daniel）
HP：１３
属性：ニュートラル
勝利条件：あなたが最初に死亡すること。または、シャドウが全員死亡し、かつあなたが死亡していないこと。
特殊能力：【絶叫】他のキャラクターが死亡したとき、あなたのキャラクターカードを公開しなくてはならない。

■ストーリー

大学に在籍する考古学教授。しかし彼を尊敬する研究生が、アマゾンの古代遺跡調査に出かけ、死亡してしまう。ダニエルはショックを受けて、妻に遺書を残して「悪魔の巣くう森」へ行った。

■ 傾向と対策

最初に死ぬのが勝利条件という、非常にユニークなカードである。このカードの存在によって、序盤のうちは相手をむやみに攻撃できない。不用意な攻撃で味方を殺してもかなり痛いが、最初にダニエルを殺してしまったら、ダニエルの一人勝ちになってしまい、目も当てられない。このキャラクターの存在は、シャドウハンターズを推理ゲームにしてくれたと俺は考えている。さらに推理ゲームの要素を強めたのは、エレンとキャサリンであると思う。ダニエルがいなかったら（通常カードにおいて）、このゲームはただの殴り合いゲームになっていたかもしれない。

さてこのカードは勝利条件が二つある。
１．自分が真っ先に死亡すること。
２．ハンター側勝利のときに、自分も生き残っていること。

最初に死に損なったら、特殊能力【絶叫】により、自分の正体を明かさなければならない。まず１の勝利条件を満たすことを考える。この時点では、相性の良いカードは、なんといっても黒のカードであろう。血に飢えた大蜘蛛も、ダニエルにとっては、超がつくほどうれしいアイテムである。（コウモリはありがたくないけど。）白のカードは、なるべくなら引かないほうが良い。防御系装備品や聖水は、死にたがりのダニエルにとっては、まったく嬉しくないからである。

自分がニュートラルだと分かっていないシャドウに、わざと攻撃をする作戦がある。相手に攻撃されるのが狙いだ。ここで注意したいのは、ハンター側を攻撃してはならないことである。なぜなら２つ目の勝利条件から遠のくため。後々のために、最初からシャドウにダメージを与えた方が、ハンター側が有利になりやすい。つまりダニエルは、死人が出ていない状況でも、シャドウを攻撃するべきである。後々の保険にもなるのだから。

あと１の条件をまったく無視して、２の条件を満たすように行動する手もある。最初から一人勝ちは狙わず、ハンター側について自分も便乗するのだ。しかしこのカードは一人勝ちしやすいカードであるし、一人勝ちはシャドウハンターズの面白さのひとつであるから、１の条件をまったく無視するプレイは、ちょっとつまらないなと思う。ただ１の条件に傾倒しすぎると、２の条件がきつくなるのは事実であるが・・・。