麻雀の悩みの一つとして、多面待ちがわからないがあります。市販の本もたくさんありますが、内容は多面待ちのパターンをたくさん並べるだけで終わっていることがほとんどです。ここでは多面待ちを考えるうえで、重要な法則を簡単に記します。なお用語の定義については、必要最小限とし、深くは触れません。
まず非常に重要な法則は、「順子はスジを横に伸ばし、コウツはスジを増やす働きがある」ことです。なおここで、スジとは「147、258、369」の三種類と見なします。
たとえば、【5】タンキ待ちがあるとします。ここに順子である「234」をくっつけると、【2345】になります。25待ちのノベタンとなり、スジが横に伸びています。なおスジは一種類のままです。
次に【5】タンキ待ちに、コウツである「444」をくっつけると、【4445】になります。365の待ちになり、36待ちが増えることによって、スジが2種類になりました。【3335】や【1222】もスジが二種類であることがわかります。
これがわかると、よほど複雑なメンチンでない限り、待ちに関する悩みは非常に少なくなります。
次はちょっと応用です。
【1199】のシャンポン待ちがあります。ここに123をつけると、【1112399】となり、149待ちとなります。4待ちが増えることによって、スジが横に伸びていることがわかります。
さらに「456」をくっつけると、【1112345699】となり、1479待ちとなります。7待ちが増えることによって、スジがさらに伸びましたね。なお順子をつけただけなので、スジの種類は増えずに、横に伸びただけです。
次に【3334】の三面待ちがあるとします。254待ちで、スジは二種類ですね。
これに「567」をつけると、【3334567】となり、25847待ちになります。スジは2種類のままで、スジが横に伸びています。
さらに【3334567】に「888」をつけてみましょう。そうすると【3334567888】となります。25836947待ちです。369待ちが増えることによって、待ちのスジは三種類となりました。
多面待ちをスピーディーに見極めるためには、いくつかの待ちのパターンを暗記して、それを応用するのが良いです。4枚の聴牌形や7枚の聴牌形を理解するのがオススメです。
「順子はスジを横に伸ばす。コウツはスジを増やす。」、この法則を知っていると、ただがむしゃらに待ちのパターンを丸暗記するより、効率よく暗記できるし、そのうえ応用も効きます。これはかなりでかいです。「このホンイツの多面待ちは、あのパターンに順子がくっついているだけだから、スジが横に伸びているんだな。それならあのスジをちょっとチェックしよう。」と思えるようになれば、しめたものです。
なお聴牌のパターンに関しては、多面待ちのパターン(7枚まで)にまとめられていますから、印刷すれば暗記用にはうってつけです。
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