5 神族同士の戦争

北欧の神々には、アースガルドに住んでいるアース神族と、ヴァナヘイムに住んでいるヴァン神族がいた。しかしこの神族同士、ウマが合わなかった。(性格など)

或る日、ヴァン神族のグルヴェイグが、オーディンもとに訪れた。しかしウマが合わない同士、グルヴェイグの考えや成すことが、アース神族にとって気に入るわけがない。とうとうアース神族は、グルヴェイグを攻撃した。しかしグルヴェイグは、魔法が得意で、ちょっとやそっとじゃ死なない。三回焼かれても、三回生き返った。

それに気づいたヴァン神族は、ついにキレてしまう。ヴァン神族は、アース神族に賠償金を要求するが、討議の結果、賠償金は絶対に払わないことになった。そしてオーディンは、ヴァン神族たちに槍を放った。ついに、第一次神族大戦が始まった。アース神族は剣が得意で、ヴァン神族は魔法が得意だ。中々勝負がつかなくて、神々も飽きてきた。

神話では、このようにちょっとした事がきっかけで、大戦争になることは大変良くある。神話をちょっとでもかじったことがある人なら常識中の常識。こんなの最低と思うなかれ。人間だって、そうなんだからさ・・・。

両神族はついに仲直りした。仲直りの条件として、お互いに仲間を人質に出した。アース神族からは、ヘーニルとミーミルがヴァナ神族の所に行き、ヴァン神族からは、フレイとニヨルドがアース神族の所に行った。フレイとニヨルドは、ずっとアースガルドに住むことになる。フレイの妹であるフレイヤも、アースガルドに住んだ。ちなみにミーミルは首を切られてしまうが、なぜか第二次神族大戦は起らない。

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