北欧神話に節制を求めるのは無理があります。どの神も個性が 強く、好戦的なやつばっかりですから。さて北欧神話で、このカード にぴったりとくる神を探すとしたら、ナンナしかいないでしょう。
ナンナはバルドルの妻であり、バルドルが死んだとき、胸が張り裂けて 死んでしまいました。なんという繊細な神様でしょう。こんなナイーブな神は、 ナンナしか見当たりません。あと節制は、かなり地味なカードなので、 ナンナのイメージにぴったりです。
地味であることを考えればヘイムダルも考えられます。またヘイムダル はアースガルドの見張り番であり、彼がいないと巨人たちが簡単にアースガルドに 進入してしまいます。つまり神々の世界と巨人の世界の両方を観察して、 両世界のバランスをとっているともいえるのです。節制には、「バランスが良い」 という意味もあります。(カードを見れば分かるはず。)その点でも、ヘイムダル 説も十分に有効です。しかし彼はトールの女装計画立てたくらいですから、 節制とは言いがたいか・・・。
その名のとおりです。三者ともアースガルドを妨害するので、 悪魔ともいえます。ただしここで注意しないといけないのは、 北欧神話は、絶対神の話ではないことです。悪魔はキリスト教から 生まれた言葉で、絶対的な神がいないと成り立ちません。ここで出てくる 悪魔は、イメージ程度として見るべきでしょう。
これの生みの親はロキとアングロホザなので、二人を悪魔と 置き換える手もあります。悪魔のカードには誘惑という意味もあるので、 その点ではロキが相応しいです。(ロキの唆しに乗せられたやつは かなりいるから。)
このカードは「おごり」をあらわすことがあります。 つまり「俺たちが最強だ」と思い込んでいて、実はもっと強いものが いることに気づいたのです。バベルの塔のストーリーが大変よ くあらわしている例です。(というか、このカードのモチーフはバ ベルの塔である確率が高い。)
このカードが出ると、あなたは天狗になっていませんかを警告す ることが多いです。ということは、アースガルドそのもの を表していることになります。アースガルドの創生に関わっている は、オーディンです。スルトという強力な存在が発 覚したため、オーディンは精神的に切羽詰っているのではないか と考えられます。
またこのカードは予期せぬ不幸を表すことも多々あるので、 そのようなエピソードを当てはめるのもいいかもしれませんね。
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