このカードはオーディンしか考えられません。ルーンを得た様子が、ぴったりと当てはまります。「エッダ」の「高きものの言葉」の一節に、オーディンが自らの身を犠牲にして、ルーンを掴みあげた姿が描かれています。
私は知っている、私が
九日九夜にわたって
風吹きすさぶ樹に吊り下がり
槍に傷つき、私自身が
オーディン、つまり私自身に
私をいけにえとして
それがいかなる根から発しているのか
知る人もいない
パンも角杯も 恵まれぬまま
私は下をうかがう
私はルーンを掴みあげた
うめきつつつかみ
それから大地に落ちた そして、私は書き始めた
実りが増えて来て、私の知恵も増えて来た
一つの言葉が言葉を生み
それが行いも呼んだ
そして一つの行いが多くの行いを呼んだ
このカードはダークイメージを持つ方が多いかもし れないが、状況によってはそうとは限りません。「もう 少しの辛抱」「様子見したほうが良い」と言う意味合い があります。必ずしも悪いばかりではありません。どち らかと言えば、地味なイメージがありますが。
死神と似ている面もあり、変化への予兆を表すことも あります。逆位置は「思い上がっている」「辛抱弱い」な ど。正逆の意味があまりハッキリしていません。状況や 周りのカードによって、判断するしかありません。 タロット解釈中・上級者向けのカードです。
これもオーディンです。オーディンは死の神である一面もありますから 。戦士が死ぬと、ヴァルキリーによって、ヴァルハラ宮殿に連れて 行かれます。ヴァルハラに連れて行かれた戦士のことをエイリャン ヘルといいます。ヴァルハラで、戦士たちは、ラグナロクに備え て試合をしています。(試合と言うより戦い。)ヴァルキリーた ちは、蜜酒やご馳走で、エイリャンヘルをもてなしています。
エイリャンヘルは、半分はオーディンのもとで、半分はフ レイヤのもとで訓練を受けているようです。そのためフレイヤ を死神に当てはめるのも面白いかもしれません。
あと他に考えられるのは、ヘルです。イメージ的にフレ イヤよりも死の要素が濃いですね 。
ただこのカードは肉体的な死を表しているだけで はなく、別れ、転職のような物事の終えんを指すこと もあります。後者の方が圧倒的に多いです。このカー ドを「変遷」「再生」と言う名前で扱われているタ ロットデッキもあります。
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